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Java 2 Platform, Standard Edition - Datasheet

 
Java 2 Platform, Standard Edition version 1.3
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J2SE v 1.3 データシート

英語版

Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) は、ドットコム時代に必要な機能を完備した開発および配備用プラットフォームです。当初から Web を念頭に置いて設計されているため、J2SE ソフトウェアを利用すると、他の技術を利用した場合に比べてバグの少ないアプリケーションを短期間に開発できることに加え、Web を介してさまざまなオペレーティングシステムやプラットフォームにアプリケーションを配備できます。

J2SE テクノロジの概要

新たな Java HotSpot Client Virtual Machine および Java Foundation Classes (JFC) ライブラリによるパフォーマンスの向上
 
一般的な JFC Swing アプリケーションの起動時間を 40 パーセント短縮。メモリサイズを 25 パーセント削減 (J2SE バージョン 1.2 との比較)
 
アプレットの新たなキャッシュ機能により Web での配備を最適化。Java オプションパッケージのインストールが容易
 
RMI/IIOP (CORBA)、Java Naming and Directory Interface (JNDI)、および LDAP Version 3 サポートによる企業規模での相互運用性の拡張
 
RSA 署名および x.590 証明書のサポートによるセキュリティの改善
 
Java 2D のマルチモニターサポートによる開発生産性の向上。AWT の拡張 (テスト/ユーザ補助機能の自動化に対応した Robot API を含む)

J2SE バージョン 1.3 では、パフォーマンスの大幅な向上と同時に、クライアント側 Java アプレットとアプリケーションを企業規模で Web に配備する機能も改善されています。その中には、新しいクライアント用 Java Virtual Machine (JVM)、プラットフォーム全域にわたるライブラリのチューニング、および Java Plug-in ソフトウェアの拡張による Web ブラウザ配備の改善が含まれます。

J2SE プラットフォームには、次の 2 つのバイナリ配布物が含まれます。

  • Java 2 SDK, Standard Edition
  • Java 2 Runtime Environment, Standard Edition (JRE)

企業向けソフトウェアの開発者 (ISV、社内の IT グループ、システムインテグレータ) は、J2SE プラットフォームを使用することにより、バグが少なく顧客に配備しやすいカスタムソフトウェアアプリケーションを短期間で作成できます。J2SE ソフトウェアが提供するツールセットは、グラフィカルユーザインタフェース (GUI) の作成、企業リソース (データベース、ディレクトリ、CORBA ベースのバックエンドシステム)、きめ細かなセキュリティ、多くの開発用 API および関数へのアクセスに対応しています。

J2SE ソフトウェアの新機能

  • 新たな Java HotSpot Client Virtual Machine により、クライアントアプリケーションをより高速に実行できます。
  • Web ブラウザ配備オプションが改良されました。
  • 配備されたアプレットを次回の更新時までローカルドライブに格納する新たなキャッシュ機能が含まれました。これにより、ネットワークのトラフィックは軽減され、アプレットのパフォーマンスが劇的に改善されます。
  • Java オプションパッケージのインストールにより、Java Media Framework、Java 3D、XML などの追加パッケージを使ってアプリケーションを簡単にカスタマイズできます。

パフォーマンスの向上

Java HotSpot Client Virtual Machine は、特にクライアント側 Java アプレットおよびアプリケーションの高速実行を目的に設計されました。プラットフォーム全体でライブラリを最適化することより、Java アプレットとアプリケーションのパフォーマンスおよび忠実度が大幅に改善されました。このため、ユーザは、Java アプレットおよびアプリケーションの起動時間が短縮されたことを体感できます。さらに、メモリ使用量が低減されたために、システムメモリをより効率的に利用できます。

Web 配備の簡略化

Java アプレットは、システム管理者が更新するまで、ローカルディスクに格納されるようになりました。このため、次回 Web ページにアクセスすると、Web 経由でアプレットがダウンロードされるのではなく、ローカルに格納されたアプレットが起動されるため、Java アプレットのパフォーマンスが劇的に改善されます。ネットワークトラフィックも低減されます。

Java オプションパッケージをインストールすることにより、JRE と Java オプションパッケージを柔軟に組み合わせて、カスタムアプリケーションを作成できます。基盤のプラットフォームには存在しない、独自の拡張機能に依存する新規ソリューションを配備することも可能です。

クライアント側の配備

Java 言語で記述することにより、アプレットおよびアプリケーションを世界中のさまざまなロケールに配備できるのは、Java 言語が国際化 (I18N) に対応しているためです。Sun は、特に中国語で有用なビロウザスポット編集をサポートすることで、引き続き I18N サポートを強化しました。エンドユーザは、ビロウザスポット編集機能を利用して、Java アプレットおよびアプリケーションで漢字を入力できます。

新たな Java Sound API により、マルチメディアを利用したアプリケーションの配備が一層容易になりました。この Java Sound API を利用すると、オーディオおよび MIDI データのキャプチャ、処理、および再生が可能になります。このため、通信教育用などの拡張サウンド機能を必要とするアプリケーションを、開発および配備できます。

企業規模での相互運用性

現在の Java クライアントソフトウェアには、受注処理、会計処理、顧客管理等を行う企業の従来型バックエンドソフトウェアへの接続およびやり取りが不可欠です。このため、J2SE バージョン 1.3 には、新たな CORBA 接続ソフトウェア (RMI/IIOP) およびディレクトリアクセス (JNDI) が用意されています。

CORBA は標準に準拠した分散型コンピューティング環境で、バックエンドシステムで広く採用されています。この環境内で Java アプレットおよびアプリケーションを相互運用することにより、アプリケーション開発時間の短縮や既存のソフトウェアの再利用が可能になります。

ディレクトリサービスも企業では欠かすことができません。Java アプレットおよびアプリケーションは、JNDI を介して Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) をサポートするディレクトリに接続できます。LDAP は、ソフトウェアアプリケーションが必要とする情報 (ユーザ名、アドレス情報、電話情報、アクセス権限など) にアクセスするためのプロトコルです。他のネームサービスやディレクトリサービスもサポートされています。

他のセキュリティ

RSA 署名および X.509 証明書のサポートにより、Java アプレットおよびアプリケーションを非 Java アプリケーションとして使用する場合と同様のセキュリティを得ることができます。

RSA は、デジタル署名など、広く普及したセキュリティ機能を提供します。Java アプレットおよびアプリケーションは、RSA デジタル署名を認識できるようになりました。また、Jarsigner ユーティリティを使って、Netscape 署名ツールで署名された JAR ファイルを検証することもできます。X.509 証明書は、使用中のソフトウェアが、信頼されない第三者ではなくソフトウェアベンダーから提供されたものであることを証明する機構として、ベンダーにより利用されます。

開発生産性の向上

Java 言語でアプレットまたはアプリケーションを記述する際、マルチモニターのサポートにより出力を複数画面に同時に表示できるため、プログラマの生産性が向上します。

自動化されたテスト機能およびユーザ補助機能に対応した Robot API により、JFC/Swing および AWT ベースの Java アプレットおよびアプリケーションの自動テストが容易になります。自動化により、テスト時間が短縮されるため、プログラマは開発過程でソフトウェアの更新および繰り返し処理をより迅速に実行できます。さらに、オートメーション機能を必要とする Java アプレットおよびアプリケーション (コンピュータを利用したトレーニングやユーザ補助機能を利用するアプリケーションなど) で、Robot API を使用することもできます。

Java Platform Debugger Architecture (JPDA) を利用することにより、サードパーティの開発ツール提供者は、内部の JVM 情報にアクセスできます。一方、JPDA デバッグ機能を統合する Java 開発ツールを使用することで、よりバグの少ないソフトウェアを作成できます。J2SE バージョン 1.3 用に完全に記述し直された javac により、Java 言語で記述されたソフトウェアのバイトコードへのコンパイル速度が大幅に向上しました。

システム要件

Java 2 SDK は、Intel アーキテクチャプラットフォームで稼動する Microsoft Windows 2000、NT、98、および 95 オペレーティングシステムに対応しています。付加的な要件および推奨事項は次のとおりです。

  • Pentium 166 MHz 以上のプロセッサ
  • GUI アプリケーションを実行する場合は、32M バイト以上の物理メモリが必要です。Java Plug-in 製品を使ってブラウザ内でアプレットを実行する場合は、48M バイトを推奨します。これより少ないメモリ容量で実行すると、ディスクスワップが発生してパフォーマンスが著しく低下することがあります。大規模なプログラムの場合、適切なパフォーマンスを得るためにより多くのメモリを必要とします。
  • Java 2 SDK のインストールには、65M バイトの空きディスク領域が必要です。ダウンロードしたドキュメントバンドルを別個にインストールする場合は、さらに 120M バイトの空きディスク領域が必要です。Java 2 SDK は日本語にも対応しています。詳細は、日本語版に関する注を参照してください。