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インストールガイド

Java 2 SDK, Standard Edition
Version 1.4.2
Linux 版

英語版

目次

システム要件
J2SDK のインストール手順
   自己解凍バイナリのインストール
   RPM ファイルのインストール
Java Plug-in のブラウザへの登録手順
Java Web Start のインストール
インストール時の障害対策法
サポート対象外のプラットフォームに関する既知の問題

システム要件

Java 2 SDK (J2SDK), Standard Edition, 1.4.2 は、Linux が動作する i586 Intel プラットフォームおよび完全互換のプラットフォームでサポートされています。 サポート対象の Linux オペレーティングシステムとデスクトップマネージャの一覧については、「
システム構成」を参照してください。

J2SDK ソフトウェアをインストールするには、75M バイトの空きディスク容量が必要です。

32M バイト以上の RAM が必要です。推奨は 48M バイトです。

各種問題については、「インストール時の障害対策法」の節と、リリースノートの「Linux 使用時の注意」の節を参照してください。また、「サポート対象外のプラットフォームに関する既知の問題」でも確認できます。

インストール手順

J2SDK をインストールすると、Java Plug-in と Java Web Start が自動的にインストールされます。Java Plug-in は、別途ブラウザに登録する必要があります。J2SDK のインストール後は、次の手順に従ってください。
インストール形式 - J2SDK 1.4.2 のインストール形式は次の 2 通りです。
  • 自己解凍バイナリファイル - スーパーユーザ (root ユーザ) を含むすべてのユーザが、J2SDK を任意の場所に簡単にインストールできます。ただし、Linux 付属のシステム版 Java プラットフォームを上書きできるのは root ユーザだけです。このファイルの使用方法については、下記の「自己解凍バイナリのインストール」を参照してください。

  • RPM パッケージ - RPM パッケージを格納した rpm.bin ファイルです。スーパーユーザ (root ユーザ) が、rpm ユーティリティを使ってインストールします。この方法でインストールすると、デフォルトで、Linux 付属のシステム版 Java プラットフォームが上書きされます。このバンドルの使用方法については、下記の「RPM ファイルのインストール」を参照してください。
必要に応じてインストール形式を選択してください。
注: このページのコマンド例で次のように表記されている場合は、表記の部分を適切な J2SDK のアップデートバージョン番号に置き換えてください。
<version>
たとえば、次のコマンドがあるとします。
./j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin
1.4.2_01 のアップデートバージョンをダウンロードした場合は、次のようになります。
./j2sdk-1_4_2_01-linux-i586.bin

自己解凍バイナリのインストール

自己解凍バイナリファイルを使って J2SDK をインストールする場合は、次の手順に従ってください。RPM パッケージをインストールする場合は、「RPM ファイルのインストール」を参照してください。

1. ダウンロードしたファイルのサイズを確認し、ソフトウェアファイルをすべてダウンロードしたか、およびファイルが破損していないかどうかを確認します。

任意のダウンロードディレクトリを選択できます。J2SDK のインストールディレクトリ以外のディレクトリにダウンロードすることもできます。

ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位) を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致していることを確認します。

2. 自己解凍バイナリに実行アクセス権が設定されていることを確認します。
次のコマンドを実行します。
chmod +x j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin

3. ファイルのインストール先ディレクトリに移動します。

次の手順に従って、このディレクトリに J2SDK をインストールします。

4. 自己解凍バイナリを実行します。

ダウンロードしたファイルをパス名から指定して、実行します。 たとえば、ダウンロードしたファイルが現在のディレクトリにある場合、ファイル名の前に "./" を指定します (PATH 環境変数に "." が含まれていない場合は必須)。

./j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin

バイナリコードライセンスが表示され、ライセンスに同意するかどう尋ねられます。

契約内容に同意すると、現在のディレクトリに j2sdk1.4.2_<version> というディレクトリが作成され、ここに J2SDK ファイルがインストールされます。リンクをたどって、ディレクトリ構造を確認します。J2SDK のマニュアルは別途ダウンロードする必要があります。

スーパーユーザのアクセス権について: ソフトウェアを展開すると、j2sdk1.4.2_<version> という名前のディレクトリが自動的に作成されます。J2SDK を /usr/local などのシステム共有の場所にインストールする場合は、必要なアクセス権を得るためにスーパーユーザになる必要があります。スーパーユーザのアクセス権がない場合は、J2SDK を自分のホームディレクトリか、書き込み権のある任意のサブディレクトリにインストールします。

ファイルの上書きについて: j2sdk1.4.2_<version> というサブディレクトリを含むディレクトリにソフトウェアを展開すると、j2sdk1.4.2_<version> ディレクトリ内の同じ名前のファイルが新しいソフトウェアのファイルに置き換えられます。古いディレクトリに保存したいファイルがある場合は、新しいソフトウェアをインストールする前に古いディレクトリの名前を変更してください。

システム設定について: インストールスクリプトはデフォルトで、システム設定用バッキングストアが J2SDK のインストールディレクトリ内に作成されるように、システムを構成します。J2SDK をネットワークマウントドライブ上にインストールする場合、ほかのマシンの Java 実行環境で共有できるように、J2SDK とシステム環境設定ファイルがエクスポートされることがあります。このほか、root ユーザは、インストールスクリプトの実行時に -localinstall オプションを使用することができます。以下に例を示します。

j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin -localinstall
この場合、システム環境設定ファイルは、ローカルマシンで動作する VM 間でのみ共有される /etc ディレクトリに作成されます。-localinstall を有効にするには root ユーザになる必要があります。

Java プラットフォームでの設定については、Preferences API のドキュメントを参照してください。

RPM ファイルのインストール

RPM パッケージの形式で J2SDK をインストールする場合は、次の手順に従ってください。自己解凍バイナリファイルを使用する場合は、「自己解凍バイナリのインストール」を参照してください。

1. ファイルをダウンロードし、ファイルサイズを確認します。

任意のダウンロードディレクトリを選択できます。

ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位) を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致していることを確認します。

2. ダウンロードしたファイルの中身を抽出します。

ダウンロードファイルがあるディレクトリに移動し、次のコマンドを実行して実行権を設定します。次に、バイナリを実行して RPM ファイルを抽出します。

chmod a+x j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586-rpm.bin

./j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586-rpm.bin

PATH 環境変数に "." を指定しなかった場合は、最初の "./" が必須となるので、注意してください。

バイナリライセンス契約が表示されます。インストールを続行するには、このライセンスに同意する必要があります。ライセンスに同意すると、現在のディレクトリ内に j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.rpm ファイルが作成されます。

3. su を実行し、スーパーユーザ (root ユーザ) のパスワードを入力して、root ユーザになります。

4. rpm コマンドを実行して、J2SDK を構成するパッケージをインストールします。

rpm -iv j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.rpm
5. ディスク容量を節約する必要がある場合は、bin および rpm ファイルを削除します。

6. root シェルを終了します。

Java Plug-in のブラウザへの登録手順

Java Plug-in 製品のドキュメントについては、 http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/plugin/index.html を参照してください。

Java Plug-in 製品を Netscape ブラウザに登録する方法は 2 通りあります。次のボタンをクリックすると、手動登録と自動登録 (ControlPanel を使用) の手順が表示されます。Netscape 7、Mozilla、SuSE 8.1 以上の Mozilla では、必ず手動登録してください。使用可能な Mozilla (非 SuSE バージョン) は、バージョン 1.1 以上です。

Java Web Start のインストール

このリリースの J2SDK には、Java Web Start が付属しています。Java Web Start は、J2SDK のインストール時に自動的にインストールされますが、次の点に注意してください。

  • 互換性: この J2SDK/J2RE に付属している Java Web Start は、J2SDK/J2RE 1.2.2 以降で動作します。バージョン 1.1.x 以前の J2SDK/J2RE では動作しません。
  • 以前のバージョンからのアップグレード: 以前のバージョンの Java Web Start をインストールしている場合、アンインストールしないでください。アンインストールすると、ダウンロードキャッシュが消去され、これまでにインストールしたすべての Java Web Start アプリケーションを再度ダウンロードしなければならなくなります。新しいバージョンの Java Web Start をインストールすると、以前のインストール内容が上書きされ、自動的に最新バージョンのソフトウェアを使用する設定になります。設定ファイルおよびプログラムファイルフォルダは以前と同じものが使用されるので、アップグレード後も以前の設定内容をそのまま使用できます。
  • Netscape 6.x/7.x での使用: Netscape 6.x/7.x を使用している場合は、[編集] -> [設定] -> [Navigator] からヘルパーアプリケーションの一覧を表示し、Java Web Start MIME タイプ (JNLP) を設定してください。ファイル拡張子は jnlp で、MIME タイプは application/x-java-jnlp-file です。これは、Java Web Start ディレクトリ内の javaws 実行可能ファイルによって処理されます。また、Netscape 6.x/7.x の JavaScript の問題のため、JavaScript 版以外のデモページを使用してください。

インストール時の障害対策法

  • Linux 上に出力するには、標準 Linux ユーティリティである /usr/sbin/lpc が必要です。たとえば Red Hat 7.1 の場合、このユーティリティは LPRng-3.7.4-22 RPM パッケージに含まれています。

サポート対象外のプラットフォームに関する既知の問題

サポート対象外のバージョンの Linux については、次のような問題があることがわかっています。

  • Red Hat 6.2 - CONFIG_IP_TRANSPARENT_PROXY オプションを指定してコンパイルされたカーネルを使用する Linux では、スーパーユーザとして操作する場合、API 仕様に準拠した動作が保証されません。Red Hat 6.2 ディストリビューションのデフォルトカーネルは、このオプションを指定してコンパイルされています。このために発生する非互換性の問題を回避するには、スーパーユーザになっているときに Java プラットフォームの使用を避けるか、CONFIG_IP_TRANSPARENT_PROXY オプションを指定しないでコンパイルされたカーネルを使用する Linux オペレーティングシステムにアップグレードします。カーネル (バージョン 2.4) を使用する Red Hat 7.1 以降では、この問題は発生しません。

  • Red Hat 7.0 - System.exit(int) を呼び出すと、プログラムがゼロ以外の値で終了しなくなります。この問題の原因は、libc.so ライブラリ内の exit 関数のバグにあります。問題を回避するには、Red Hat 7.0 ではなく、Red Hat 6.2 または Red Hat 7.1 を使用します。

  • Red Hat Linux 7 Server - Java HotSpot VM の使用時に「error while loading shared libraries」(共有ライブラリの読み込みエラー) が発生します。この問題を回避するには、compat-libstdc++-6.21-2.9.0.0.i386.rpm を手動でインストールする必要があります。このファイルは、Red Hat Linux 7 CD-ROM の /RedHat/RPMS ディレクトリにあります。http://rpmfind.net からも、ファイルのコピーを入手できます。次のコマンドでこれらのファイルをインストールできます。
    rpm --install compat-libstdc++-6.21-2.9.0.0.i386.rpm
    

    Red Hat Linux 7 Workstation を使用する場合、compat-libstdc++-6.21-2.9.0.0.i386.rpm を手動でインストールする必要はありません。

  • glibc の確認 - 次のコマンドを使用して、glibc のバージョンを確認することができます。
    ls /lib/libc-*
    

  • glibc 2.2-7 - glibc 2.2-7 のバグにより、a.b.c.d.e という形式の無効なホスト名が有効なアドレスに解決されます。つまり、glibc 2.2-7 を使用するプラットフォームでは、ホスト名が無効なときも、java.net.InetAddresss.getByName(String host) などのメソッドが本来スローしなければならない UnknownHostException をスローしないという問題が発生します。