インストールガイド
Java 2 Runtime Environment, Standard Edition
Version 1.4.2
Linux 版
|
|
目次
システム要件
Java 2 Runtime Environment のインストール手順
自己解凍バイナリのインストール
RPM ファイルのインストール
Java Plug-in のブラウザへの登録手順
Java Web Start のインストール
システム要件
Java 2 Runtime Environment (J2RE) v1.4.2 は、Linux カーネル v 2.2.12 および glibc v 2.1.2-11 以降が動作する i586 Intel プラットフォームおよび完全互換のプラットフォームでサポートされています。32M バイト以上の RAM が必要です。また、48M バイト の RAM、16 ビットカラーモード、ローカルホストに設定したディスプレイとともに使用する KDE または Gnome デスクトップが推奨されます。
J2RE ソフトウェアをインストールするには、75M バイトの空きディスク容量が必要です。
英語ロケールでの Linux 版 J2RE 1.4.2 のほとんどのテストは Red Hat 7.2 上のカーネルパッチ 2.4.9-31 で行われました。英語以外のロケールでの Linux 版 J2RE 1.4.2 のほとんどのテストは、Red Hat 7.1 上で行われました。ただし、以下の Linux オペレーティングシステムでは限られたテストしか行われていません。
- Red Hat 7.3 および 8.0
- Red Hat Advanced Server 2.1
- Caldera Open Linux 3.1 (kernel 2.4.2, glibc 2.2.1)
- Turbo Linux 7.0
- Suse Linux 8.0
- Turbo Linux 7.0
サポート対象のデスクトップマネージャについては、「システム構成」を参照してください。
glibc のバージョンは、次のコマンドで確認できます。
ls /lib/libc-*
各種問題については、『Java(TM) 2 SDK 1.4.2 Linux 版インストールガイド』の「インストール時の障害対策法」の節と、リリースノートの「Linux 使用時の注意」の節を参照してください。また、『Java(TM) 2 SDK 1.4.2 Linux 版インストールガイド』の「サポート対象外のプラットフォームに関する既知の問題」でも確認できます。
インストール手順
J2RE をインストールすると、Java Plug-in と Java Web Start が自動的にインストールされます。Java Plug-in は、別途ブラウザに登録する必要があります。J2RE のインストール後は、次の手順に従ってください。
インストール形式 - J2RE 1.4.2 のインストール形式は次の 2 通りです。
- 自己解凍バイナリファイル - スーパーユーザ (root ユーザ) を含むすべてのユーザは、J2RE を任意の場所に簡単にインストールできます。ただし、Linux 付属のシステム版 Java プラットフォームを上書きできるのは root ユーザだけです。このファイルの使用方法については、下記の「自己解凍バイナリのインストール」を参照してください。
- RPM パッケージ - RPM パッケージを格納した rpm.bin ファイルです。スーパーユーザ (root ユーザ) が、rpm ユーティリティを使ってインストールします。この方法でインストールすると、デフォルトで、Linux 付属のシステム版 Java プラットフォームが上書きされます。このバンドルの使用方法については、下記の「 RPM ファイルのインストール」を参照してください。
必要に応じてインストール形式を選択してください。
注: このページのコマンド例で次のように表記されている場合は、表記の部分を適切な J2RE のアップデートバージョン番号に置き換えてください。
<version>
たとえば、次のコマンドがあるとします。
./j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.bin
1.4.2_01 のアップデートバージョンをダウンロードした場合は、次のようになります。
./j2re-1_4_2_01-linux-i586.bin
自己解凍バイナリのインストール自己解凍バイナリファイルを使って J2RE をインストールする場合は、次の手順に従ってください。RPM パッケージをインストールする場合は、「RPM ファイルのインストール」を参照してください。
1.
ダウンロードしたファイルのサイズを確認し、ソフトウェアファイルをすべてダウンロードしたか、およびファイルが破損していないかどうかを確認します。
任意のダウンロードディレクトリを選択できます。J2RE のインストールディレクトリ以外のディレクトリにダウンロードすることもできます。
ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位) を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致していることを確認します。
2.
自己解凍バイナリに実行アクセス権が設定されていることを確認します。
次のコマンドを実行します。
chmod +x j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.bin
3.
ファイルのインストール先ディレクトリに移動します。
次の手順に従って、このディレクトリに J2RE をインストールします。
4.
自己解凍バイナリを実行します。
ダウンロードしたファイルをパス名から指定して、実行します。
たとえば、ダウンロードしたファイルが現在のディレクトリにある場合、ファイル名の前に "./" を指定します (PATH 環境変数に "." が含まれていない場合は必須)。
./j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.bin
バイナリコードライセンスが表示され、ライセンスに同意するかどうか尋ねられます。
契約内容に同意すると、現在のディレクトリに j2re1.4.2_<version> というディレクトリが作成され、ここに J2RE ファイルがインストールされます。リンクをたどって、ディレクトリ構造を確認します。
スーパーユーザのアクセス権について:
ソフトウェアを展開すると、j2re1.4.2_<version> という名前のディレクトリが自動的に作成されます。J2RE を /usr/local などのシステム共有の場所にインストールする場合は、必要なアクセス権を得るためにスーパーユーザになる必要があります。root ユーザのアクセス権がない場合は、J2RE を自分のホームディレクトリか、書き込み権のある任意のサブディレクトリにインストールします。
ファイルの上書きについて:
j2re1.4.2_<version> というサブディレクトリを含むディレクトリにソフトウェアを展開すると、j2re1.4.2_<version> ディレクトリ内の同じ名前のファイルが新しいソフトウェアのファイルに置き換えられます。古いディレクトリに保存したいファイルがある場合は、新しいソフトウェアをインストールする前に古いディレクトリの名前を変更してください。
システム設定について:
インストールスクリプトはデフォルトで、システム設定用バッキングストアが J2RE のインストールディレクトリ内に作成されるように、システムを構成します。J2RE をネットワークマウントドライブ上にインストールする場合、ほかのマシンの Java 実行環境で共有できるように、J2RE とシステム環境設定ファイルがエクスポートされることがあります。このほか、root ユーザは、インストールスクリプトの実行時に -localinstall オプションを使用することができます。以下に例を示します。
j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.bin -localinstall
この場合、システム環境設定ファイルは、ローカルマシンで動作する VM 間でのみ共有される /etc ディレクトリに作成されます。-localinstall を有効にするには root ユーザになる必要があります。
Java プラットフォームでの設定については、Preferences API のドキュメントを参照してください。
RPM ファイルのインストール
RPM パッケージの形式で J2RE をインストールする場合は、次の手順に従ってください。自己解凍バイナリファイルを使用する場合は、「自己解凍バイナリのインストール」を参照してください。
1.
ファイルをダウンロードし、ファイルサイズを確認します。
任意のダウンロードディレクトリを選択できます。
ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位) を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致していることを確認します。
2.
ダウンロードしたファイルの中身を抽出します。
ダウンロードファイルがあるディレクトリに移動し、次のコマンドを実行して実行権を設定します。次に、バイナリを実行して RPM ファイルを抽出します。
chmod a+x j2re-1_4_2_<version>-linux-i586-rpm.bin
./j2re-1_4_2_<version>-linux-i586-rpm.bin
PATH 環境変数に "." を指定しなかった場合は、最初の "./" が必須となるので、注意してください。
バイナリライセンス契約が表示されます。インストールを続行するには、このライセンスに同意する必要があります。ライセンスに同意すると、現在のディレクトリ内に j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.rpm ファイルが作成されます。
3.
su を実行し、スーパーユーザ (root ユーザ) のパスワードを入力して、root ユーザになります。
4.
rpm コマンドを実行して、J2RE を構成するパッケージをインストールします。
rpm -iv j2re-1_4_2_<version>-linux-i586.rpm
5.
ディスク容量を節約する必要がある場合は、bin および rpm ファイルを削除します。
6.
root シェルを終了します。
Java Plug-in のブラウザへの登録手順
『Java(TM) 2 SDK 1.4.2 Linux 版インストールガイド』の「Java Plug-in のブラウザへの登録手順」を参照してください。
Java Web Start のインストール
このリリースの J2RE には、Java Web Start が付属しています。Java Web Start は、J2RE のインストール時に自動的にインストールされますが、次の点に注意してください。
- 互換性: この J2SDK/J2RE に付属している Java Web Start は、J2SDK/J2RE 1.2.2 以降で動作します。バージョン 1.1.x 以前の J2SDK/J2RE では動作しません。
- 以前のバージョンからのアップグレード: 以前のバージョンの Java Web Start をインストールしている場合、アンインストールしないでください。アンインストールすると、ダウンロードキャッシュが消去され、これまでにインストールしたすべての Java Web Start アプリケーションを再度ダウンロードしなければならなくなります。新しいバージョンの Java Web Start をインストールすると、以前のインストール内容が上書きされ、自動的に最新バージョンのソフトウェアを使用する設定になります。設定ファイルおよびプログラムファイルフォルダは以前と同じものが使用されるので、アップグレード後も以前の設定内容をそのまま使用できます。
- Netscape 6.x/7.x での使用: Netscape 6.x/7.x を使用している場合は、[編集] -> [設定] -> [Navigator] からヘルパーアプリケーションの一覧を表示し、Java Web Start MIME タイプ (JNLP) を設定してください。ファイル拡張子は
jnlp で、MIME タイプは application/x-java-jnlp-file です。これは、Java Web Start ディレクトリ内の javaws 実行可能ファイルによって処理されます。また、Netscape 6.x/7.x の JavaScript の問題のため、JavaScript 版以外のデモページを使用してください。
|