README
JavaTM 2 Platform Standard Edition
Development Kit 5.0
目次
はじめに
JavaTM 2 Platform Standard Edition Deployment Kit (JDKTM) のこのリリースをダウンロードいただきありがとうございます。JDK は、Java プログラミング言語を使用してアプリケーション、アプレット、およびコンポーネントを構築するための開発環境です。
JDK には、プログラミング言語 Java によるプログラムの開発、Java で書かれたプログラムのテスト、およびそれらのプログラムの Java プラットフォームでの実行に使用できる各種ツールが付属しています。これらのツールは、コマンド行から使用するように設計されており、appletviewer を除いてグラフィカルユーザインタフェースは備えていません。
システム要件およびインストール
システム要件、インストール手順およびトラブルシューティングのヒントについては Java Software Web サイトの以下のページをご覧ください。
JDK ドキュメント
オンラインの Java 2 Platform Standard Edition のドキュメントには、API 仕様、開発者ガイド、JDK ツールおよびユーティリティのリファレンスページ、デモ、および関連する情報へのリンクが含まれています。JDK ドキュメントは、JDK ソフトウェアとともにユーザのマシンにインストールできるダウンロードバンドルとしても入手できます。ドキュメントバンドルの入手方法については、ダウンロードページを参照してください。
API ドキュメントについては、Java 2 Platform Standard Edition API 仕様 を参照してください。
このドキュメントでは、API について簡単に説明しており、コード例よりも仕様に重点が置かれています。
リリースノート
このリリースに関する詳細情報は、Java Software Web サイトのリリースノートを参照してください。オンライン版のリリースノートは随時更新されるので、最新の情報を得るには時々リリースノートの更新を確認するとよいでしょう。
互換性
互換性に関する既知の問題については、Java Software の Web サイト「旧バージョンとの互換性」に一覧が示されています。以前のバージョンの Java プラットフォーム用に書かれたプログラムがサポートされるように、できる限りの努力がなされています。ある場合には互換性のない変更が必要でしたが、ほとんどのソフトウェアは、プログラミングし直さなくても現在のバージョンに移行できます。移行できない場合は、わずかな例外を除いてバグと見なされます。この例外とは、互換性の Web ページで説明しているもののような、意図的に互換性をなくした場合のことです。潜在的なセキュリティホールをふさいだり、実装または設計上のバグを修正するため、ある場合には互換性のない変更も必要でした。
バグ報告とご意見
Java developer Connection Web サイトの Bug Parade Web ページで、既存のバグ情報を検索し、参照することができます。また、バグ報告を提出して、バグの修正を要望することもできます。バグについて報告を提出したり、バグの修正を依頼される場合には、このフォームに記入してください。
http://java.sun.com/webapps/bugreport
この Java Software 開発チームのメールアドレスに直接コメントをお送りいただくこともできます。
注 - Bug Parade や当社の開発チームからテクニカルサポートを受けることはできません。テクニカルサポートについては、Java Software Web サイトの「Support and Services」を参照してください。
JDK の内容
ここでは、JDK に含まれるファイルとディレクトリについて、その概要を説明します。詳細は、J2SE ドキュメントの JDK のファイル構造を参照してください。
- 開発ツール
bin サブディレクトリに含まれます。プログラミング言語 Java によるプログラム開発、Java で書かれたプログラムの実行、デバッグ、およびドキュメント作成のためのツールおよびユーティリティです。詳細は、開発ツールのドキュメントを参照してください。
- Runtime Environment
jre サブディレクトリに含まれます。JDK で使用される J2SE 実行環境の実装です。Runtime Environment には、Java 仮想マシン、クラスライブラリ、およびその他のファイルが含まれます。これらのファイルは、プログラミング言語 Java で記述されたプログラムの実行をサポートします。
- 追加ライブラリ
lib サブディレクトリに含まれます。開発ツールが使用する追加のクラスライブラリとサポートファイルです。
- デモアプレットとデモアプリケーション
demo サブディレクトリに含まれます。Java プラットフォームを対象とした、ソースコード付きのプログラミング例です。Swing、その他の Java Foundation Class、および Java Platform Debugger Architecture を使用した例も含まれています。
- C ヘッダファイル
include サブディレクトリに含まれます。Java Native Interface、JVMTMTool Interface および Java 2 プラットフォームのその他の機能を使用したネイティブコードプログラミングをサポートするヘッダファイルです。
- ソースコード
src.zip に含まれます。 Java 2 のコア API を構成するすべてのクラスの、Java プログラミング言語ソースファイルです (つまり、java.*、javax.*、およびいくつかの org.* パッケージのソースファイルであり、 com.sun.* パッケージのソースファイルではありません)。このソースコードは、開発者が Java プログラミング言語を理解して使用できるようになるための、参考情報としての目的でのみ提供されています。これらのファイルには、プラットフォームに固有の実装コードは含まれず、クラスライブラリの再構築に使用することはできません。ファイルを抽出するには一般的な ZIP ユーティリティを使用します。または、JDK の bin ディレクトリにある JAR ユーティリティを使用することもできます。
jar xvf src.zip
J2SE Runtime Environment
J2SE Runtime Environment は、個別にダウンロードすることができます。J2SE のダウンロード Web サイトを参照してください。
J2SE Runtime Environment を使用すると、Java プログラミング言語で開発されたアプリケーションを実行できます。JDK と同様に、Java 仮想マシン、Java 2 プラットフォーム API を構成するクラス、および補助ファイルを含んでいます。ただし、JDK とは異なり、コンパイラやデバッガなどの開発ツールは含まれていません。
J2SE Runtime Environment は、実行環境の使用許諾契約の条項に従って、ユーザのアプリケーションとともに再配布することができます。JDK を使ってアプリケーションを開発したら、一般ユーザがそのソフトウェアを実行するための Java プラットフォームとして実行環境をアプリケーションとともに出荷することができます。
再配布
注 - 本ソフトウェアのライセンスは、Beta 版およびその他のプレリリース版の
再配布を許可するものではありません。
ここで使われる用語「ベンダー」は、自分たちのプログラムに J2SE Runtime Environment を組み込んだ製品をライセンス供与および配布するライセンス保持者、開発者、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) のことを指します。
ベンダーは、J2SE Development Kit バイナリコードライセンス契約の次の条項に従う必要があります。
必須ファイルとオプションファイル
J2SE Development Kit を構成するファイルは、必須ファイルとオプションファイルの 2 つのカテゴリに分類されます。オプションファイルは、ベンダーの判断により、JDK の再配布から除外されることがあります。
次の節では、JDK の再配布からオプションで除外できるファイルおよびディレクトリのリストを記載します。これらのリストに含まれていないファイルはすべて JDK の再配布に含める必要があります。
オプションファイルとディレクトリ
次のファイルは再配布から除外できます。
これらのファイルは jdk1.5.0_<version> ディレクトリにあります。
<version> はアップデートバージョン番号です。Solaris および Linux の
ファイル名と区切り文字が表示されます。Windows の実行可能ファイルには
接尾辞「.exe」が付いています。名前に _g が付く対応するファイルも
除外することができます。
- jre/lib/charsets.jar
- 文字変換クラス
- jre/lib/ext/
- sunjce_provider.jar - Java 暗号化 API の SunJCE プロバイダ
localedata.jar - 米国英語以外のロケールに必要なリソースを多数含む
ldapsec.jar - LDAP サービスプロバイダによってサポートされるセキュリティ機能を含む
dnsns.jar - JNDI DNS プロバイダの InetAddress ラッパー用
- bin/rmid および jre/bin/rmid
- Java RMI 起動システムデーモン
- bin/rmiregistry および jre/bin/rmiregistry
- Java リモートオブジェクトレジストリ
- bin/tnameserv および jre/bin/tnameserv
- Java IDL ネームサーバ
- bin/keytool および jre/bin/keytool
- 鍵および証明書管理ツール
- bin/kinit および jre/bin/kinit
- Kerberos チケット認可チケットの取得およびキャッシュ用
- bin/klist および jre/bin/klist
- 資格キャッシュおよびキータブ内の Kerberos 表示エントリ
- bin/ktab および jre/bin/ktab
- Kerberos キーテーブルマネージャ
- bin/policytool および jre/bin/policytool
- ポリシーファイルの作成と管理ツール
- bin/orbd および jre/bin/orbd
- オブジェクトリクエストブローカデーモン
- bin/servertool および jre/bin/servertool
- Java IDL サーバツール
- bin/javaws、jre/bin/javaws、jre/lib/javaws/ および
jre/lib/javaws.jar
- Java Web Start
- src.zip
- ソースファイルのアーカイブ
JDK ファイルの再配布
以下に示す JDK の限定されたファイルセットを J2SE Runtime Environment のベンダーによる再配布に含めることができます。別々に再配布することはできず、必ず JRE と一緒に配布する必要があります。すべてのパスは、JDK のトップレベルのディレクトリに対する相対パスです。
- jre/lib/cmm/PYCC.pf
- カラープロファイル。PYCC カラー領域とその他のカラー領域の変換を行う場合に
のみ必要です。
- jre/lib/fonts ディレクトリ内のすべての .ttf フォントファイル
- LucidaSansRegular.ttf フォントは J2SE Runtime Environment に
含まれているため、このファイルを JDK から取得する必要はありません。
- jre/lib/audio/soundbank.gm
- この MIDI サウンドバンクは JDK に含まれていますが、Runtime Environment の
ダウンロードバンドルのサイズを減らすために、J2SE Runtime Environment からは 削除されました。しかし、サウンドバンクファイルは MIDI 再生に必要であるため、 ベンダーの判断で、JDK の soundbank.gm ファイルを
Runtime Environment の再配布に含めることはできます。一連の拡張 MIDI
サウンドバンクは、Java Sound の Web サイト
http://java.sun.com/products/java-media/sound/ で入手できます。
これらのサウンドバンクはすべて、J2SE Runtime Environment の再配布に
含めることができます。
- javac バイトコードコンパイラは以下のファイルで構成されます。
- bin/javac [Solaris(TM) オペレーティング環境および Linux]
bin/sparcv9/javac [Solaris オペレーティング環境
(SPARC(R) Platform Edition)]
bin/javac.exe [Microsoft Windows]
lib/tools.jar [全プラットフォーム]
- Annotation Processing Tool は以下のファイルで構成されます。
- bin/apt [Solaris(TM) オペレーティング環境および Linux]
bin/sparcv9/apt [Solaris オペレーティング環境 (SPARC(R) Platform Edition)]
bin/apt.exe [Microsoft Windows]
- jre\bin\server\
- Microsoft Windows プラットフォーム用 JDK には、Java HotSpot Server VM と Java HotSpot Client VM が含まれています。ただし、Microsoft Windows プラットフォーム用 J2SE Runtime Environment には、Java HotSpot Client VM しか含まれていません。J2SE Runtime Environment で Java HotSpot Server VM を使用する場合は、JDK の jre\bin\server フォルダを J2SE Runtime Environment の bin\server ディレクトリにコピーします。ソフトウェアベンダーは、J2SE Runtime Environment の再配布の際に Java HotSpot Server VM を再配布することができます。
無制限強度の Java Cryptography Extension
一部の国の輸入規制のため、J2SE Development Kit および J2SE Runtime Environment に含まれる Java Cryptography Extension (JCE) ポリシーファイルは、強力であっても制限付きの暗号方式が使用されています。これらのファイルは、次の場所に格納されます。
<java-home>/lib/security/local_policy.jar
<java-home>/lib/security/US_export_policy.jar
ここで <java-home> は、JDK の jre ディレクトリか、または J2SE Runtime Environment の最上位ディレクトリを示します。
暗号についての規制を受けない国のユーザのために、制限のない完全版のファイルが JDK Web サイトに用意されています。これらの国のユーザは、これらのファイルをダウンロードし、制限付きの jar ファイルと置き換えて使用することができます。
jconsole
- jconsole.jar
- jconsole は JDK とは別に再配布できますが、必ず Sun の JRE と一緒に配布する必要があります。
推奨規格オーバーライド機構
推奨規格 (Endorsed Standard) とは、Java Community ProcessSM (JCPSM) 以外の規格プロセスを介して定義された Java API のことです。推奨規格は JCP 外部で定義されているため、Java 2 プラットフォームのリリース間で改訂されることが予測されます。開発者およびソフトウェアベンダーは、推奨規格オーバーライド機構を利用することにより、Sun Microsystems からのリリース時に Java 2 プラットフォームに採用されるバージョンよりも新しい推奨規格を取り入れることができます。
推奨規格オーバーライド機構と、置き換え可能なプラットフォームパッケージの一覧については、下記を参照してください。
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/guide/standards/
Web ページにリストされているパッケージに含まれるクラスは、該当する規格制定団体が定義した最新バージョンの API を実装するクラスとのみ置き換えが可能です。
上記 URL に掲載されているドキュメントに列挙されているパッケージ (これらは Java 2 Platform Standard Edition (J2SETM の一部) のほかにも、Sun の J2SE リファレンス実装の再配布業者は、これらの推奨規格パッケージで定義される public API 機能を実装する目的に限ってクラスをオーバーライドできます。org.w3c.dom API の実装を目的として用意された org.w3c.dom パッケージのクラスやその他のクラスもオーバーライドすることになります。
cacerts 証明書ファイル
ルート CA 証明書は <java-home>/lib/security/cacerts にある
J2SE 証明書ファイルに対して追加または削除できます。
詳細については keytool マニュアルの
The cacerts Certificates File を参照してください。
Web ページ
詳細な情報については、Web 上の次の Sun Microsystems のページを参照してください。
- http://java.sun.com/
- Java Software の Web サイト。Java の技術、製品、ニュース、および機能についての最新情報が記載されています。
- http://java.sun.com/docs
- Java プラットフォームのドキュメントから、報告書、Java チュートリアル、およびその他のドキュメントにアクセスできます。
- http://developer.java.sun.com
- Developer Service Web サイト。(無料での登録が必要です。) 技術情報、ニュース、および機能が記載されています。ユーザフォーラム、サポート情報などもあります。
- http://java.sun.com/products/
- Java 技術製品および API
J2SE Development Kit は
Sun MicrosystemsTM, Inc. の製品です。
Copyright 2004 Sun Microsystems, Inc., 4150 Network Circle, Santa Clara,
California 95054, U.S.A.
All rights reserved.