次のリリース (Early Access)

バージョンダウンロードと Pack200 のサポート

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Java SE 6 Update 10 > 新しい Java システムプロパティー

はじめに

Java SE 6 Update 10 より前には、エンジニアは、バージョンダウンロードや Pack200 をアプリケーション JAR で使用するために、JNLPDownloadServlet を Web サーバーに配置する必要がありました。このソリューションは有効ではありますが、バージョン管理された JAR や Pack200 で圧縮された JAR を配備する際の柔軟性が制限され、エンジニアに JNLPDownloadServlet を Web サーバーに配備するためのアクセス権が与えられないことがありました。

ソリューション

6u10 では、サーバー側の要件を設定することなく、バージョンダウンロードおよび Pack200 の使用をサポートする新しい Java システムプロパティーが導入されました。これにより、RFE 6378311 で提起された問題に対処することができ、任意の Java アプリケーションをネットワーク経由で配備することが容易になります。

Pack200 (JNLP および Applet) の場合:

Java システムプロパティー「jnlp.packEnabled」が jnlp ファイルまたはアプレットタグ内で 「true」に設定されている場合、Java Web Start またはアプレットは .pack.gz バージョンの JAR をダウンロードします。.pack.gz バージョンを使用できない場合は、解凍された JAR を検索します。

:foo.jar を圧縮すると、名前は foo.jar.pack.gz になります。

バージョンダウンロードの場合 (JNLP のみ):

Java システムプロパティー「jnlp.versionEnabled」が jnlp ファイル内で「true」に設定されている場合、JAR バージョンが指定されているなら、最初に命名規則を使って、バージョン管理された JAR ファイルをサーバー内で確認します。

  <file> ::= <name> "__" <options> ".jar"
  <options> ::= "V" <version-id>

:foo.jar バージョン 1.0 の名前は foo__V1.0.jar になります。

バージョン管理された JAR が見つからない場合、オリジナルの JAR が検索されます。

使用法

Pack200 の場合:

JNLP:
プロパティータグを使用して、リソースタグ内で「jnlp.packEnabled」を「true」に設定します。次のようになります。

<jnlp ...>

   ...
   <resources>
      <property name="jnlp.packEnabled" value="true"/>
         <java version="1.5+" href="http://java.sun.com/products/autodl/j2se"/>
         <jar href="foo.jar" main="true" download="eager"/>        
   </resources>
   ...

</jnlp>
この場合、Java Web Start は最初に foo.jar.pack.gz を検索します。 ファイルが見つからない場合、Java Web Start は元に戻ってオリジナルの foo.jar を検索します。

アプレット:
「java_arguments」を使用して、VM 引数「-Djnlp.packEnabled」 を渡します。次のようになります。

<HTML>
   ...
   <APPLET CODE="HelloWorld.class" WIDTH=150 HEIGHT=25>
      <PARAM NAME  = "cache_archive" VALUE = "HelloWorld.jar"/>

      <PARAM NAME="java_arguments" VALUE="-Djnlp.packEnabled=true"/>
   </APPLET>
   ...
</HTML>
VM 引数を Java VM に渡す必要があるため、この機能を使用できるのは新しい Java Plug-In だけです。新しい Java Plug-In は HelloWorld.jar.pack.gz を検索しますが、このファイルを入手できない場合は元に戻って HelloWorld.jar を検索します。

バージョンダウンロードの場合 (JNLP のみ):

プロパティータグを使用して、リソースタグ内で「jnlp.versionEnabled」を「true」に設定します。次のようになります。

<jnlp ...>
   ...
   <resources>
      <property name="jnlp.versionEnabled" value="true"/>
         <j2se version="1.5+" href="http://java.sun.com/products/autodl/j2se"/>

         <jar href="foo.jar" main="true" download="eager" version="1.0"/>
   </resources>
   ...
</jnlp>
Java Web Start はサーバーと通信して foo__V1.0.jar を検索します。jar が存在しない場合は、元に戻ってオリジナルのバージョンのダウンロードを要求します。現在のところ、バージョンダウンロードでこのプロパティーと jardiff を組み合わせて使用することはできません。

注: アプレットでのバージョン選択については、java_version argument および Java Platform version selection を参照してください。

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