目次
システム要件
JDK のインストール手順
自己解凍バイナリのインストール
Solaris パッケージのインストール
Java Plug-in のブラウザへの登録手順
Java Web Start のインストール
インストールに関する一般的な注意事項
Solaris パッケージのインストール - デフォルト Java プラットフォームの選択
Java VM ライブラリファイル (libjvm.so) の位置
システム要件
この JDK のバージョンは、Solaris 8、Solaris 9、Solaris 10 および次期 Solaris オペレーティングシステムでサポートされています。
ディスクの要件については「サポート対象のシステム構成」を参照してください。
JDK をインストールする前に、このリリースのサポートに必要なパッチのすべてがインストールされていることを確認してください。推奨される必要なパッチは、現在 SunSolve の Web サイトからダウンロードできます。
システム上に必要なフォントパッケージについては、「必要な Solaris フォントパッケージ」を参照してください。
JDK のインストール手順
Java Plug-in と Java Web Start は、JDK のインストール時に自動的にインストールされます。ただし Java Plug-in は、別途ブラウザに登録する必要があります。
登録方法については、「Java Plug-in のブラウザへの登録手順」を参照してください。
32 ビット JDK をインストールするには、次の手順に従ってください。
SPARC、x64、または EM64T プラットフォームに 64 ビット JDK をインストールするには、まず、下記のインストール手順に従って 32 ビット JDK をインストールします。次に、『64 ビットサポートのインストールガイド』に従って 64 ビット用の追加サポートをインストールします。
インストール形式 - JDK は、次の 2 形式で提供されます。
- 自己解凍バイナリファイル - JDK をユーザ指定の任意のディレクトリにインストールするとき使用します。スーパーユーザ (root ユーザ)
以外でもインストール可能です。自己解凍バイナリインストールは、Solaris オペレーティングシステム付属のシステム版 Java
プラットフォームには影響を及ぼしません。ただし、意図的にシステム版 Java プラットフォームと同じ位置にインストールする場合は、root
ユーザになる必要があります。自己解凍バイナリファイルの使用方法については、以下の「自己解凍バイナリのインストール」を参照してください。
- Solaris パッケージ - pkgadd ユーティリティでインストールされる Solaris の
SUNW* パッケージを格納した .tar.Z ファイルです。
このバンドルの使用方法については、以下の「Solaris パッケージのインストール」を参照してください。
注:このページのコマンド例で次のように表記されている場合は、表記の部分を適切な JDK のアップデートバージョン番号 (「u1」など) に置き換えてください。
<update>
たとえば、次のコマンドがあるとします。
chmod +x jdk-6<update>-solaris-sparc.sh
1.6.0_01 のアップデートバージョンをインストールする場合は、次のようになります。
chmod +x jdk-6u1-solaris-sparc.sh
自己解凍バイナリのインストール
自己解凍バイナリファイルを使って JDK をインストールする場合は、次の手順に従ってください。JDK に含まれる Solaris パッケージをインストールする場合は、以下の「Solaris パッケージのインストール」の手順に従ってください。
1. ダ
ウンロードしたファイルのサイズから、ソフトウェアバンドルが破損することなく完全にダウンロードされたことを確認します。
任意のダウンロードディレクトリを選択できます。JDK のインストールディレクトリ以外のディレクトリにダウンロードすることもできます。
ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位) を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致していることを確認します。
2. 自己解凍バイナリに
実行アクセス権が設定されていることを確認します。
SPARC プロセッサの場合:
chmod +x jdk-6<update>-solaris-sparc.sh
x86/x64/EM64T プロセッサの場合:
chmod +x jdk-6<update>-solaris-i586.sh
3. ファイルのインス
トール先ディレクトリに移動します。
次の手順に従って、このディレクトリに JDK をインストールします。
4.
自己解凍バイナリを実行します。
ダウンロードしたファイルをパス名から指定して、実行します。
たとえば、ダウンロードしたファイルが現在のディレクトリにある場合、ファイル名の前に "./" を指定します (PATH 環境変数に "." が含まれていない場合は必須)。
SPARC プロセッサの場合:
./jdk-6<update>-solaris-sparc.sh
x86/x64/EM64T プロセッサの場合:
./jdk-6<version>-solaris-i586.sh
バイナリコードライセンスが表示されるので契約内容に同意します。
現在のディレクトリに jdk1.6.0<version>
というディレクトリが作成され、ここに JDK ファイルがインストールされます。リンクをたどって、ディレクトリ構造を確認します。JDK マニュアルは別途ダウンロードする必要があります。
システムの環境設定: root ユーザ以外が起動する場合は「private」インストールまたはシステムに認識されていないインストールとみなされます。private インストールの間に、インストールスクリプトは java.util.prefs パッケージ用バッキングストアが JRE のインストールディレクトリ内に作成されるように Java を構成します。JRE をこの方法でネットワークマウントドライブ上にインストールする場合、すべての Java アプリケーション、ライブラリ、環境設定ファイルをエクスポートし共有することで、他のマシンで同じバージョンの Java 実行環境および環境設定を利用できます。
root ユーザがインストールスクリプトを実行する場合は、環境設定ファイルは /etc ディレクトリに作成されます。このインストールは、Java パッケージの Solaris へのインストールに似ており、「public」またはシステム特定のインストールです。この方法で Java をインストールすると、java.util.prefs パッケージをサポートするすべてのバージョンの Java で環境設定ファイルの同じセットを共有できます。つまり public/システムインストールでは、JRE を実行するユーザが設定した環境設定ファイルはシステムがアップグレードされた際にも使用できます。
Java プラットフォームでの設定については、Preferences API のドキュメントを参照してください。
Solaris パッケージのインストール
Java の Solaris パッケージをインストールする場合は、次の手順に従ってください。この方法で Java を Solaris にインストールすれば、システム上のすべてのユーザーが Java にアクセスできるのでおすすめです。Java を製品と一緒に配布する必要があるツール開発者や、Solaris システムに root アクセスがないユーザーは、自己解凍バンドルを使って JDK のプライベートコピーをインストールしてください。
1. ダ
ウンロードしたファイルのサイズから、ソフトウェアバンドルが破損することなく完全にダウンロードされたことを確認します。
次のステップでいくつかのディレクトリとファイルを解凍するため、ダウンロードバンドルを保存する新しいディレクトリを作成することをお勧めします。ディレクトリは任意の場所に作成できます。
ファイルをダウンロードする前に、Web サイトのダウンロードページでファイルサイズ (バイト単位)
を確認してください。ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルのサイズとダウンロードページに記載されていたファイルサイズが一致しているこ
とを確認します。
2.
圧縮された tar ファイルの中身を抽出します。
SPARC プロセッサの場合:
zcat jdk-6<update>-solaris-sparc.tar.Z |
tar -xf -
x86/x64/EM64T プロセッサの場合:
zcat jdk-6<update>-solaris-i586.tar.Z |
tar -xf -
現在のディレクトリに各ディレクトリ (SUNWj6rt、SUNWj6dev、SUNWj6cfg、SUNWj6man、SUNWj6dmo、および SUNWj6jmp) およびいくつかのファイルが作成されます。
3.
su を実行し、スーパーユーザ (root ユーザ) のパスワードを入力して、root
ユーザになります。
4.
JDK の 以前のパッケージがインストールされている場合は、アンインストールします。
このバージョンの以前の JDK がデフォルト位置 (/usr/jdk/jdk1.6.0) にすでにインストールされている場合は、そこにこのバージョンをインストールする前に削除する必要があります。
JDK をデフォルト以外のディレクトリにインストールする場合は、この手順を省略できます。詳細については、「デフォルト Java プラットフォームの選択」を参照してください。
この JDK の バージョンの Solaris パッケージをアンインストールするには、次のコマンドを実行して削除します。
すべてのプロセッサ:
pkgrm SUNWj6rt SUNWj6dev SUNWj6cfg SUNWj6man SUNWj6dmo
5.
pkgadd コマンドを実行してパッケージをインストールします。
すべてのプロセッサ:
pkgadd -d . SUNWj6rt SUNWj6dev SUNWj6cfg SUNWj6man SUNWj6dmo
/usr/jdk/jdk1.6.0 に JDK がインストールされます。
Solaris 9 以前では、このバージョンは自動的にデフォルト Java プラットフォームになりませんが (デフォルトがない限り)、Solaris 10 ではデフォルトになります。Solaris 8 または 9 で 6.0 をデフォルトにしたい場合は、「Java プラットフォームのデフォルトインストール」の説明に従ってください。
デフォルト以外の場所に JDK をインストールする方法については、pkgadd(1) と admin(4) のマニュアルページを参照してください。
6. 日本語マニュアル
ページを使用するユーザのみ: マニュアルページをインストールします。
以前のバージョンの日本語マニュアルページが /usr/jdk/jdk1.6.0 にすでにインストールされている場合は、そこにこのバージョンの日本語マニュアルページをインストールする前に、そのパッケージを削除する必要があります。このパッケージを削除するには、次のコマンドを実行します。
すべてのプロセッサ:
pkgrm SUNWj6jmp
pkgadd コマンドを実行して、新しい日本語マニュアルページパッケージをインストールします。
すべてのプロセッサ:
pkgadd -d . SUNWj6jmp
7. tar
ファイルと抽出済みの SUNW* ディレクトリを削除します。
8. root
シェルを終了します。再起動する必要はありません。
Java Plug-in のブラウザへの登録手順
Java Plug-in 製品を使用するには Netscape ブラウザまたは Mozilla ブラウザに登録する必要があります。手順はJava Plug-in の手動インストールと登録を参照してください。
Java Plug-in 製品は Solaris 8、9、および 10 の Netscape 7.x および Mozilla 1.x 以降のバージョンでサポートされています。Netscape 4.x は Solaris 8 でのみサポートされています。Netscape 6.x はサポートしませんが、ほかのサポートされていないブラウザと動作する可能性があります。サポートされていないブラウザを使用している場合は、Java Plug-in を登録するための詳細をブラウザのマニュアルで確認してください。
Java Plug-in コンポーネントのページも参照してください。
Java Web Start のインストール
この JDK リリースには、Java Web Start が付属しています。Java Web Start は、JDK のインストール時に自動的にインストールされますが、次の点に注意してください。
- 互換性: この JDK/JRE に付属している Java Web Start は、JDK/JRE 1.2.2 以降で動作します。バージョン 1.1.x 以前の JDK/JRE では動作しません。
- 以前のバージョンからのアップグレード: 新しいバージョンの Java Web Start をインストールすると、以前のインストール内容が上書きされ、自動的に最新バージョンのソフトウェアを使用する設定になります。設定ファイルおよびプログ
ラムファイルフォルダは変更されますが、設定内容が新しい形式に変換されるため、アップグレード後も以前の設定内容をそのまま使用できます。
- Netscape 6.x/7.x での使用: Netscape 6.x/7.x を使用している場合は、[編集] -> [設定] -> [Navigator] からヘルパーアプリケーションの一覧を表示し、Java Web Start MIME タイプ (JNLP) を設定してください。ファイル拡張子は
jnlp、MIME タイプは application/x-java-jnlp-file です。これは、Java Web Start ディレクトリ内の javaws 実行可能ファイルによって処理されます。また、Netscape 6.x/7.x の JavaScript の問題のため、非 JavaScript 版のデモページを使用してください。
pkgadd ユーティリティの使用: (1) pkgadd ユーティリティを使って JDK/JRE の Solaris パッケージをインストールすると、/usr/bin に /j2se/jre/javaws/javaws のシンボリックリンクが作成されます。(2) すでにインストールされている以前のバージョンの Java Web Start ではなく最新バージョンの Java Web Start を実行する場合は、/etc/.mailcap と同じ内容になるように $HOME/.mailcap ファイルを編集します。以前のバージョンの Java Web Start を実行する場合は、$HOME/.mailcap. を編集しないでください。
インストールに関する一般的な注意事項
インストールに関する一般的な注意事項を次に示します。
Solaris パッケージのインストール - デフォルト Java プラットフォームの選択
ここでは、JDK の Solaris パッケージのインストール (自己解凍バイナリではない) を実行する際、デフォルトの Java
プラットフォームを選択する方法について説明します。また、デフォルトを変更する方法も説明します。
デフォルト Java プラットフォーム - 1 つの Solaris システムに同時に複数のバージョンの Java プラットフォームを配置できますが (Solaris パッケージのデフォルトインストールを使用して)、「デフォルト」の Java プラットフォームにできるのは、このうちの 1 つだけです。
デフォルト Java プラットフォームは、シンボリックリンク /usr/java
のリンク先ディレクトリによって定義されます。Java のデフォルトバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
/usr/java/bin/java -fullversion
このシンボリックリンク /usr/java によって、デフォルト Java プラットフォームが変わります。これは、/usr/bin
(/bin) 内にデフォルト Java プラットフォームを使用するシンボリックリンクがあるからです。たとえば、/usr/bin/java
リンクは、JRE である /usr/java/bin/java を参照します。
多くの Java アプリケーションは、最近のバージョンの Java プラットフォームと互換性がありますが、互換性が少ないアプリケーションもあります。
Java プラットフォームのデフォルトインストール - Solaris オペレーティングシステムがインストールされている場合、/usr/java シンボリックリンクは、下の表の 2 列目に示されているディレクトリに初期設定されます。
| Solaris のバージョン |
/usr/java リンク
のデフォルトのリンク先 |
格納できる
Java プラットフォーム |
インストール後の
デフォルトプラットフォーム |
| Solaris 8 |
/usr/java1.2 |
1.2.2 |
1.2.2 (変更なし) * |
| Solaris 9 |
/usr/j2se |
1.3.1, 1.4.0, 1.4.1 または 1.4.2 |
1.3.1, 1.4.0, 1.4.1 または 1.4.2 (変更なし) * |
| Solaris 10 |
/usr/jdk/jdk1.6.0 |
5.0 または 6 |
5.0 または 6 |
* Solaris 9 以前では、このバージョンの JDK をインストールすることによってこの JDK がデフォルトになるのは、他にデフォルトが存在しない場合に限られます。
たとえば、Solaris 8 では、/usr/java シンボリックリンクは、バージョン 1.2.2 がインストールされているディレクトリ /usr/java1.2 を参照するように初期設定されます。
Solaris 9 では、/usr/java シンボリックリンクは、インストール済みの最新の Java バージョンに応じて、バージョン 1.3.1、1.4.0、1.4.1、または 1.4.2 がインストールされているディレクトリ /usr/j2se を参照するように初期設定されます。
Solaris 10 では、/usr/java シンボリックリンクは、このバージョン の JDK がインストールされているディレクトリ /usr/jdk/jdk1.6.0 を参照するように初期設定されます。
Solaris 8 または 9 にこのバージョンの JDK をインストールしても、通常はデフォルト Java プラットフォームは変更されません。このバージョンがデフォルトになるのは、他にデフォルトが存在しない場合に限られます。たとえば、/usr/java が Java のバージョンを参照していない場合、このバージョンの JDK をインストールすると、/usr/java は /usr/jdk/jdk1.6.0 を参照するようになります。
このバージョンの JDK をデフォルトに設定する方法 -
Solaris 8 および 9 では、root ユーザが、シンボリックリンク /usr/java のリンク先を /usr/jdk/jdk1.6.0 に変更することにより、このバージョンの JDK をデフォルト Java プラットフォームに設定することができます。
Solaris 9 では、root ユーザが、シンボリックリンク /usr/j2se のリンク先を同じディレクトリに変更します。
ただし、この方法でシンボリックリンクを変更すると、このバージョンでテストされていない以前の Java アプリケーションのいくつかに問題が発生することがあります。このバージョンの JDK とそれ以前のリリースの非互換性については、互換性に関するオンラインドキュメントを参照してください。
PATH 設定 - デフォルトの Java は /usr/bin/java のように /usr/bin からリンクします。ほかのバージョンの Java がパスに入る前にこの Java がパスにあると、Java を見付けるためにコマンド行または PATH 環境変数を使用するほかのツールから実行された Java のバージョンになります。
Java VM ライブラリファイル (libjvm.so) の位置
Java アプリケーション起動ツールではなく、呼び出し API
を使って直接アプリケーションを起動する場合は、Java HotSpot Client 仮想マシン (VM) または Java HotSpot Server 仮想マシン (VM) を起動する正しいパスを使用してください。JDK 内の Java HotSpot Client VM へのパスは、次のとおりです。
jre/lib/sparc/client/libjvm.so (SPARC 上)
jre/lib/i386/client/libjvm.so (x86 上)
Java HotSpot Server VM へのパスは、次のとおりです。
jre/lib/sparc/server/libjvm.so (SPARC 上)
jre/lib/sparcv9/server/libjvm.so (64 ビット SPARC 上)
jre/lib/i386/server/libjvm.so (x86 上)
jre/lib/x64/server/libjvm.so (x64/EM64T 上)
JRE 内の対応するパスは、上のパスの jre の部分が jre1.6.0 になります。
Exact VM と Classic VM は、現在の JDK には含まれていません。このため、Invocation API を使ってアプリケーションを起動する既存のコード (Exact VM または Classic VM へのパスが含まれる) は、正常に動作しません。
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