com.sun.kjava
クラス Spotlet

java.lang.Object
  |
  +--com.sun.kjava.Spotlet
直接の既知のサブクラス:
Dialog, HelpDisplay

public class Spotlet
extends java.lang.Object

このクラスは、イベント処理のコールバックを提供します。アプリケーションは、このクラスを拡張し、関連するイベント処理メソッドをオーバーライドします。1 つのアプリケーションが、複数の Spotlet オブジェクトを使用することができますが、一度に「フォーカス」を得られるのは、1 つの Spotlet だけです。つまり、イベントは、いずれの場合にも、1 つの Spotlet に関するコールバックだけをトリガーします。

フォーカスを得るには、Spotlet は、register メソッドを呼び出します。また、このメソッドによって、前に登録された Spotlet がある場合に、その Spotlet からフォーカスが失われます。


フィールドの概要
static int CALCICON
          電卓アイコンに対する定数です。
static int KEY_HARD1
          その他の Palm システムの「ハード」キーに対する定数です。
static int KEY_HARD2
           
static int KEY_HARD3
           
static int KEY_HARD4
           
static int KEY_POWER
           
static int MENUICON
          メニューアイコンに対する定数です。
static int NO_EVENT_OPTIONS
          register() の eventOptions に対する定数です。
static int PAGEDOWN
           
static int PAGEUP
          ページアップおよびページダウン「ハード」キーに対する定数です。
static int WANT_SYSTEM_KEYS
           
 
コンストラクタの概要
Spotlet()
           
 
メソッドの概要
 void beamReceive(byte[] data)
          このメソッドは、赤外線を介して他の Palm デバイスからデータパケットを受信するために使用します。
static boolean beamSend(byte[] data)
          このメソッドは、赤外線を介して別の Palm デバイスへデータパケットを送信するために使用します。
 void dispatch(int event, java.io.DataInput in)
           
static java.lang.String getFlashID()
          このメソッドは、Palm デバイスの flashID $r
 void keyDown(int keyCode)
          ユーザが、ページアップまたはページダウンのハードキーを押すか、電卓アイコンまたはメニューアイコンをクリックするか、文字を入力 (Graffiti 等を使用) すると、このメソッドが呼び出されます。
 void penDown(int x, int y)
          ユーザがディスプレイ上にペンを置くと、このメソッドが呼び出されます。
 void penMove(int x, int y)
          ユーザがディスプレイ上でペンを移動した場合に、このメソッドが呼び出されます。
 void penUp(int x, int y)
          ユーザがディスプレイからペンを離すと、このメソッドが呼び出されます。
 void register(int eventOptions)
          このオブジェクトのイベントハンドラを登録します。
static void setPalmEventOptions(int eventOptions)
           
 void unknownEvent(int event, java.io.DataInput in)
          Catchall (すべてのイベントをキャッチする) ルーチンです。
 void unregister()
          このオブジェクトのイベントハンドラの登録を解除します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

PAGEUP

public static final int PAGEUP
ページアップおよびページダウン「ハード」キーに対する定数です。

PAGEDOWN

public static final int PAGEDOWN

KEY_HARD1

public static final int KEY_HARD1
その他の Palm システムの「ハード」キーに対する定数です。

KEY_HARD2

public static final int KEY_HARD2

KEY_HARD3

public static final int KEY_HARD3

KEY_HARD4

public static final int KEY_HARD4

KEY_POWER

public static final int KEY_POWER

CALCICON

public static final int CALCICON
電卓アイコンに対する定数です。

MENUICON

public static final int MENUICON
メニューアイコンに対する定数です。

NO_EVENT_OPTIONS

public static final int NO_EVENT_OPTIONS
register() の eventOptions に対する定数です。

WANT_SYSTEM_KEYS

public static final int WANT_SYSTEM_KEYS
コンストラクタの詳細

Spotlet

public Spotlet()
メソッドの詳細

dispatch

public void dispatch(int event,
                     java.io.DataInput in)
              throws java.io.IOException

unknownEvent

public void unknownEvent(int event,
                         java.io.DataInput in)
Catchall (すべてのイベントをキャッチする) ルーチンです。

register

public void register(int eventOptions)
このオブジェクトのイベントハンドラを登録します。それによって、この Spotlet は、効果的にフォーカスを得てイベント処理することができます。また、登録済みのハンドラがあれば、そのすべてのハンドラの登録が解除され、それらのハンドラが属する Spotlet はフォーカスを失います。
パラメータ:
eventOptions - NO_EVENT_OPTIONS あるいは WANT_SYSTEM_KEYS のどちらか

setPalmEventOptions

public static void setPalmEventOptions(int eventOptions)

unregister

public void unregister()
このオブジェクトのイベントハンドラの登録を解除します。register への後続の呼び出しで、この Spotlet から別の Spotlet へフォーカスを移さないようにする場合にだけ、このメソッドを使用する必要があります。この Spotlet に現在フォーカスがない場合は、このメソッドは何も行いません。

penDown

public void penDown(int x,
                    int y)
ユーザがディスプレイ上にペンを置くと、このメソッドが呼び出されます。
パラメータ:
x - ペンが置かれた位置の X 座標
y - ペンが置かれた位置の Y 座標

penUp

public void penUp(int x,
                  int y)
ユーザがディスプレイからペンを離すと、このメソッドが呼び出されます。
パラメータ:
x - ペンが離れた位置の X 座標
y - ペンが離れた位置の Y 座標

penMove

public void penMove(int x,
                    int y)
ユーザがディスプレイ上でペンを移動した場合に、このメソッドが呼び出されます。
パラメータ:
x - 移動先の X 座標
y - 移動先の Y 座標

keyDown

public void keyDown(int keyCode)
ユーザが、ページアップまたはページダウンのハードキーを押すか、電卓アイコンまたはメニューアイコンをクリックするか、文字を入力 (Graffiti 等を使用) すると、このメソッドが呼び出されます。ハードキーが押された場合は、このクラスに定義されている、対応する定数が使用されます。
パラメータ:
keyCode - ユーザが入力したキーのコード

beamReceive

public void beamReceive(byte[] data)
このメソッドは、赤外線を介して他の Palm デバイスからデータパケットを受信するために使用します。読み取られたデータは、仮想マシンによって自動的に割り当てられたバイト配列で受信されます。

beamSend

public static boolean beamSend(byte[] data)
このメソッドは、赤外線を介して別の Palm デバイスへデータパケットを送信するために使用します。 重要: 上記のメソッドとは異なり、このメソッドは、イベントハンドラではありません。別のデバイスへデータを送信するために、このメソッドを明示的に呼び出します。相手側のデバイスには、データを受信するために、現在の Spotlet 内の beamReceive ハンドラが登録されている必要があります。
戻り値:
データの送信が成功した場合は true、そうでない場合は false

getFlashID

public static java.lang.String getFlashID()
このメソッドは、Palm デバイスの flashID を取得するために使用します。 重要: 上記のメソッドとは異なり、このメソッドは、イベントハンドラではありません。
戻り値:
flashID が含まれている文字列